ご入学、ご進学の季節。 「おめでとう」と「ありがとう」の間をみつめる、 お菓子のまわりのストーリー。
目の前で、お菓子の入った箱がきれいに包装され、リボンがかけられていく。 ピシッと折り目正しく、おすまし顔のお菓子たち。
春は、何かと贈りものの多いシーズンだ。 引越しのごあいさつ。お世話になっている方へのお礼。 さまざまな贈るシーンがあるけれど、 今日は、この春1年生になる甥っ子のために、
こんなときは、老舗のお菓子屋さんで奮発する。 いつもはキャラクターものの袋菓子だけど、 私の気持ちにもリボンをかけたいから。
お祝いだからね、上等なお菓子をね。 みんなでお茶を飲みながら、いろんなこと話そうよ。 今日はきみが主役だよ…
甥っ子は、真新しいランドセルや机を、うれしそうに見せてくれるに違いない。
包みができあがった。 準備万端、久々に会うみんなが待っている。 あの子、大きくなっただろうな。
暖かくなった日差しのなか、心も、歩くペースもなんだか弾んでいる。
こんな贈り方も……… ◆贈る方にご兄弟がいる場合は、その方の分のプチギフトとして添えてみては ◆子どもへのお祝いは、お返し不要とされていますが、それでもお礼の気持ちを示したいときに ◆これからお世話になる方へは「よろしくお願いします」の言葉に添えて ◆お祝いのお菓子には、贈る方の好みのものや、縁起のよいものを