秋田銘菓 カオルサブレ・ぬれ小町・諸越・りんごパイを秋田のお土産・ご贈答にどうぞ |
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「長者の山」は、小倉ようかんの中にきめ細やかな餅を入れた縁起の良いお菓子。豊かな味わいの向こうには、実りの風景が浮かんできます。このネーミングの由来は、秋田の仙北地方に伝わる同名の民謡。節回しがやさしく音域が狭いので、誰にでも気軽に唄えるとして全国的にも有名です。
歌詞の内容は「長者の山」というだけあって、山菜や果 物などが豊富な山のことを唄った、たいへん縁起の良いものです。簡単に解説しますと、1番「長者の山が末長く盛りますように」、2番「野焼きして山が肥えたから、春にはわらびがたくさん生えてくるだろうな」、3番「山奥の山ぶどうだって、好きでもない木にはからまらないだろう」、4番「山には切る木がたくさんあるけれども、(木が)かわいくて思いきって切られないな」。つまり、宝物というべき実り豊かな山を讃えているのです。 ところで、この民謡の源流をさかのぼると、“民謡の里”といわれている田沢湖周辺に伝わる伝説にたどりつきます。 |