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◆バレンタインデーとチョコレートの蜜月
バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は、日本独特のもの。もともとバレンタインデーとは、中世ヨーロッパの司祭・聖バレンタインの記念日であって、チョコレートの記念日ではありません。ヨーロッパでは、古くからこの日に恋人たちが贈り物やカードを交換する風習があったそうですが、これが愛の表現としてアメリカでイベント化し、続いて日本にも浸透。チョコレート業者が1958年に催したイベントを機に、バレンタインデーとチョコレートは蜜月の関係になりました。愛の告白を、甘いくちどけにしのばせて…口で言わずとも氣持ちが伝わるような贈り物を、シャイな日本人はどこか心待ちにしていたのかもしれません。
◆「贈答ノ礼節」
ともあれ、現在バレンタインデーは「贈り物」の日として定着。古来から贈答文化の根付いている日本では、バレンタインデーは恋人たちのものと限らず、お世話になっている方への心づかいの日と考える方も多いようです。愛情も感謝の心も、大切なのは「礼をつくして贈る」こと。たとえば、華道の世界では「花包み」といって、懐紙などに季節の花を一輪贈る風流な伝統が、今も受け継がれているそうです。もしお菓子を選ぶなら、その心を忘れずに。滅多に口にしないような高級品もよいのですが、やはり自分が「美味しい」と感じたものを贈ることが、氣持ちを伝える一番の方法に思えます。
◆センスよく、心を伝える
チョコレートをそのものを贈ることははためらわれて…という方には、高級感の漂う焼菓子などはいかがでしょうか。アーモンドガレットにまろやかなチョコレートをサンドした「秋田平野」なら、洋風な装いの焼菓子でありながらどこか和の雰囲氣も感じさせ、センスの良さが印象に残ります。菓子盆とセットにしてさしあげれば、さらに氣が利いています。バレンタインデー、ホワイトデーなど贈り物を選ぶ機会がますます増えつつある現代の暮らし。つきあいの多い現代人にとって、贈り主の株をあげてくれる「とっておき」のお菓子と、贈り方の作法を心得ておくことも、身だしなみのひとつといえるかもしれません。
「秋田平野」価格 |
1枚 |
6枚入 |
12枚入 |
126円 |
892円 |
1,680円 |
※賞味期限/90日間 |
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